【旅行ガイド】北海道・富良野! 初夏に訪れたいおすすめスポット10選
北海道といえば、富良野!
富良野といえばラベンダーが有名ですが、
少し車を走らせると、とても美しい湖や、
気軽に楽しめるアクティビティも実はいろいろとあるんです。
ということで、今回は北海道の富良野を中心に、
初夏に訪れたいおすすめスポットをご紹介します。
富良野以外の場所も含めて、
ここを一緒に回ると北海道をたっぷりと満喫できる場所を紹介します!
なんで富良野?
1泊2日を中心に弾丸トリップをしている私ですが、
現在は長野県の軽井沢町に住んでいます。
月に1回以上、弾丸で旅に出ているのですが、
今回は北海道の富良野に行ってきました。
富良野は私の祖父母が住んでいた場所です。
幼い頃から幾度も足を運んでいるので、
今回はそんな私が
「富良野を訪れたら、ぜひ一緒に回ってほしいスポット」を
ご紹介したいと思います。
今回の内容は、こちらの動画でもまとめてご紹介しています。
「動画のほうが見やすいわ」という方はぜひ、YouTubeでご覧ください。
富良野ってどんな場所?
まず北海道は日本の最北端ですね!
日本の都道府県の中で最も大きな面積を持つ北海道は
九州の2倍の広さがあり、日本の国土の約2割を
しめています。
そして、太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれています。
そんな北海道の中で、富良野はここです。
北海道の中心に位置する“へそのまち”と言われています。
実は、上富良野町、中富良野町、富良野市、
そして南富良野町からなるこの4つのエリアをまとめて
「ふらの」と呼ぶことがあります。
この地域は青い空がとっても印象的で、四季がはっきりしています。
夏は30℃を超える日もありますが、朝晩は涼しく過ごしやすい気候です。
一方、真冬は-30℃以下になることがありますが、
パウダースノーが降る場所としても有名で、
国内外から多くの人が訪れる観光地でもあります。
富良野に最も近い空港は旭川空港ですが、
就航路線が限られているので、千歳空港の利用も便利です。
アクセスについては最後にまとめてご紹介します。
行きたい観光スポット1:白金青い池
富良野エリアの観光スポットで人気上昇中の青い池は、ぜひ訪れたい場所です。
正式名称を「白金(しろがね)青い池」と良います。
こちらは上富良野の隣町の美瑛町にあります。
見ての通り、池が青いんですね!
美瑛ブルーと呼ばれているこの青さの秘密は、太陽光とその水質にあります。
この地域には、アルミニウムや硫黄、石灰成分を含む水が流れていて、
川の水と混ざり合うことで”コロイド”という目に見えないほど
細かい粒子がつくられるようです。
太陽の光が池に当たると、水中のコロイド粒子によって光が散乱され、
私達の目に青く映るのだそうです。
この池の青い色は季節によって変化するので、
訪れる時期によって違う色を楽しむことができるのも魅力です。
行きたい観光スポット2:道の駅びえい「白金ビルケ」
そしてここを訪れる際にぜひ一緒に立ち寄って頂きたいのが、
道の駅びえい「白金ビルケ」です。
美瑛町のインフォメーションセンターでもあり、
ウトドアブランドとして有名なTHE NORTH FACEの店舗もあります。
ここには、BETWEEN THE BREADというハンバーガー屋さんはあるので、
ここでランチをとるのがおすすめ!
ここのハンバーガーはほんっとに美味しくてびっくりします!
オリジナルグッズもたくさんあってとても可愛いので、
青い池を訪れた記念に買われるのもおすすめです。
わたしもキャップやマグカップ、
トレーナーを買ってしまいました!
胸元にはハンバーガーのアイコンがプリントされていて、
背中にはここのお店のビジュアルがプリントされています。
めっちゃかわいい!
ちなみに私はLサイズを購入しました。
ダボッとしていて、リラックスウエアとしても最高です◎
TシャツやロンTもあるので、ぜひ見てみてください。
行きたい観光スポット3:ニングルテラス
さらに、富良野市でも有名な観光地の1つニングルテラスも欠かせません。
ここは、新富良野プリンスホテルの敷地の中にあるんですが、
森の中に15棟のログハウスが連なっているショッピングエリアになっています。
1つ1つはとても小さなお店で、
自然をモチーフにしたクラフト作品を中心に販売されています。
夕方になると、この一体にオレンジ色の小さな明かりが灯りはじめて、
まるで絵本の中にいるような、とってもあたたかい、いい雰囲気になります。
行きたい観光スポット4:森の時計
ニングルテラスの中にある「森の時計」という珈琲屋さんもまたおすすめ!
脚本家である倉本聰さんのドラマ「優しい時間」に出てくる喫茶店で、
ドラマのままのお店です。
木の雰囲気があたたかくて、喫茶店として本当に素敵な店内なので、
ドラマを見ていない方にとっても満足できる珈琲屋さんとなっています。
ちなみに、カウンター席では、ご自身で珈琲豆を挽く体験ができるのも魅力です。
テーブル席では体験できないので、
ご希望の方はカウンター席を指定することをお忘れなく! です。
行きたい観光スポット4:かなやま湖
そして南富良野にある「かなやま湖」は、まだまだ知らない方も多いですが、
とてもおすすめの場所です!
かなやま湖はダム湖なんですが、釣りやカヌーを楽しめたり、
オートキャンプができたり、ラベンダー畑がある公園エリアがあったりして、
地域に開かれたダムとして、楽しめる場所がいくつもあります。
ここは自然そのままのような美しさが本当に素晴らしい場所なんですね。
かなやま湖は細長い形をしていて、湖の周りを車で走るだけでも
場所によって違った表情が見れますし、
各所に絶景ポイントがあります。
気に入った場所で停まってみたり、珈琲やサンドイッチを持参してランチを取って過ごすなど、
ゆ~っくりするのにとてもおすすめの場所です。
わたしは、朝早くからホテルの近くのカフェでモーニングをテイクアウトして、
かなやま湖の公園エリアでいただきました。
人も少なくてとても贅沢な時間が過ごせます。
行きたい観光スポット5:登別 地獄谷
富良野はのどかな自然があふれるエリアですが、
もし運転が苦でなければ、ぜひ足を伸ばしていただきたいのが、登別の地獄谷です。
富良野市からは車で2時間45分かかるのですが、
自然の力を感じる景色と、温泉、新鮮な海の幸を
たっぷり味わえる場所なので、訪れる価値あり!です。
「登別温泉」というと聞いたことがある方も多いかと思うのですが、
その温泉の源泉が出ている場所です。
登別温泉は自然湧出量が1日なんと1万トン!
大きすぎて想像できない量ですが、とにかくものすごい量の温泉が出ているんですね。
地獄谷は約11ヘクタールという広さの火口のあつまりです。
様々な場所で、高温の温泉などが吹き出していて、
場所によっては靴を履いていても、足の裏に
地面の温かさを感じるくらいの熱がある場所なんです。
遊歩道がある散策コースは普通に、ちょっとしたトレッキングでした。
この日はふらっとな厚底のブーツを履いていたんですが、
あんのじょう靴擦れを起こして皮が向けました…。
でもここでしか見えない、なんとも形容しがたい
自然の生きる力を感じる場所で、ドキドキする感じ。
ここまでの運転は大変ですが、足を運んでよかった場所です。
行きたい観光スポット6:登別 第一滝本館の日帰り温泉
地獄谷を散策したあとは、ぜひ温泉に入って行ってください。
おすすめはお風呂から地獄谷を望むことができる、第一滝本館の日帰り温泉です。
第一滝本館HPよりお借りしております
起源は150年以上昔に遡るのですが、
皮膚病を温泉で治療する湯治をはじめたことから広がったそうです。
施設そのものもすごく大きいんですが、浴場もとても大きくて、プールまであります!
そして5つの泉質をかけ流しのお湯で堪能できます。
日本では10の泉質があるんだそうですが、
その半分がここにあるんですね!
そしてなんと、露天風呂ではお酒などの飲み物をいただくことができるんです。
第一滝本館HPよりお借りしております
眼の前に広がる季節の美しさを眺めながら、温かい温泉に浸かって、
お酒やソフトドリンクをいただけるなんてめっちゃ贅沢ですよね!
これぞ温泉!という体験をすることができます。
ちなみに、16時以降は日帰り利用のお値段が少しお安くなるので、
夕食の前後に訪れるのもおすすめです。
行きたい観光スポット7:登別 温泉市場
夕食といえば、ここ登別でおすすめのごはん処が、温泉市場です。
店内にはいくつもの水槽があって、
魚だけではなく、蟹や貝類が活きたまま放たれています。
本当に鮮度のいい状態で、お刺身、炭火焼き、バター焼き、海鮮丼、
そして焼きとうもろこしなど、
北海道をまるっとほおばるような、本物の味を堪能することができます。
私が訪れた時期はバフンウニが旬でした!
とろっとろで、クセもなく、甘みたっぷりのバフンウニは本当に美味しかったです。
ライブ感たっぷりの温泉市場は満足度がバク上がりのおすすめのお店です。
行きたい観光スポット8:日高 パックラフトのアクティビティ
そしてそして、水のアクティビティも外せません!
カヌーやラフティングなどいくつかありますが、中でもおすすめはパックラフトです。
パックラフトは、空気で膨らませるゴムボートで、
持ち運びがしやすいのが特徴です。
パックラフトは富良野を流れる空知川という場所でも体験できますが、
この日は、富良野から1時間ほどのところにある日高町を流れる
沙流川を下るツアーに申し込みました。
パックラフトチロロが運営するツアーで、初心者でも安心のコースです。
実は私もはじめてのパックラフトだったんですね。
そして私、まったく泳げないので、
転覆したらどうしようかとどきどきしたんですが、
1度も落ちずにとても楽しく下ることができました。
渓谷を下から見上げることができて本当に美しいんですよね…!
こんなにも近くで体感することは
なかなかできない体験だったので、とても印象に残っています。
日高に向かう道中も景色が美しくて見どころ満載なので、
ぜひドライブをしながら日高の沙流川で体験いただけると良いかなと思います。
↓パックラフトチロロ待ち合わせ場所
行きたい観光スポット9:富良野市 唯我独尊
富良野を訪れたらぜひ食べていただきたいグルメの1つに、カレーがあります。
え? カレー? と思われると思うのですが、
富良野市内にある唯我独尊というお店は、海外からのお客様も多く、
観光地になっているほど有名なカレー屋さんです。
自家製のソーセージが付いたカレーをはじめ、
ユニークなカレーメニューがたくさんあるのでおすすめです。
そしてなんとご飯が残っていればカレーのルウをお変わりできるというシステムで、
「おかわり」という代わりに「ルールルルー」という合言葉をいいます。
これは「北の国から」というドラマで
キタキツネを呼ぶときに使われていました。
ぜひルールルルーと言って、おかわりしてみてください。
行きたい観光スポット10:富良野市 盆賊衆
富良野といえばジンギスカンですよね!
富良野市にある盆賊衆(ボンゾク)は、すき焼き風に食べる味付きジンギスカンのお店として有名です。
人数分の羊のお肉とお野菜のセットが出されて、
足りなければ追加で注文をするシステムになっています。
卵にくぐらせてすき焼きのようにいただくこともできるジンギスカンで、
北海道でも珍しい食べ方だそうです。
ジンギスカンは独自の臭みがあって苦手という方も多いかと思いますが、
ぜひ北海道の地で、挑戦してみてほしい料理です。
盆賊衆の他にも、東京にも支店を持つ松尾ジンギスカンはとても有名です。
新千歳空港や、旭川空港近くにもお店がありますので、
空港離発着の前後に立ち寄るのもおすすめです。
アクセス情報
最後にアクセス情報です。
富良野には、新千歳空港か、旭川空港がおすすめです。
新千歳空港には国内線28路線が就航しているので、
日本の主要都市、各地から訪れやすい空港です。
富良野市までの所要時間は車で2時間ちょっと、
電車では3~4時間、高速バスでは3時間半のアクセスとなっています。
一方、旭川空港は東京、千葉、中部エリアの3路線のみとなっていて、
中部からは季節限定の運行のため、主に首都圏からのアクセスとなる点に注意ですが、
北海道の中心部にある空港なので、富良野へのアクセスもスムーズです。
車では1時間かからない程度、電車でも1時間45分程度となっています。
北海道は大きいので、少しでも移動時間が短縮できるのは嬉しいですよね!
この他、本州からフェリーや新幹線を使って、北海道に入ることもできます。
お住まいの地域に合わせて選んでみてください。
今回の動画では紹介できなかったところもありますし、
まだまだ魅力がたくさんある富良野にはまた足を運びたいと思っているので、
地元の方や何度も足を運んでいるよという方、
ご覧頂いてましたらぜひ皆さんのおすすめも教えていただけたら嬉しいです。
そしてこの動画は2024年6月時点の情報でお伝えしています。
もし修正や間違いがあれば加筆していきます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
うらみちジュリーでした◎
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