GREEN FOGで見つけた! 軽井沢の冬に欠かせないエシカルな耳あて(イヤーマフ)

軽井沢の冬は寒いです。
どのくらい寒いのかと言うと、1月の最低気温平均がおおよそマイナス8.7度。
しっかりと着込めば十分耐えうるのですが、表に出てしまう手や顔は本当に寒くて、
少しでも風が吹くと本当に痛いほどなんです。

そんな冬に欠かせないのが「耳あて」です。

これは余談ですが、わたしはちょっと面長な顔が気になっているので
よく見かける平べったいタイプの耳あてがどうも似合わない。
いや、似合うも似合わないもないのかもしれないんですが、
どうも気に入らなかったんです。

そんなわけでずっと使わずにここまで過ごしてきました。
幸い、わたしの耳は寒さに強いようで、
一緒に散歩している夫が「耳がちぎれるほど痛い!」と言う中、
「わたしは平気だけど…」ということが幾度もありました。

だけどこの冬、軽井沢で冬を越そうとしたら
「あれおかしい。いよいよ寒いぞ」と気づきます。
これまでは気を張って強がっていたけれど、さすがにまずい気がする。
どうしたものか…と思っていた矢先、ついに出会うことができました。
旧軽井沢エリアにあるGREEN FOGで、シープスキンの耳あてを見つけたんです。

軽井沢のGREEN FOGで見つけた耳あて

「自分に似合う耳あてがない!」と言っているわたしですが、
実は数年前まで、高校時代に友人からもらった耳あてを長いこと愛用していました。
その昔、矢沢あい先生が書いた漫画「ご近所物語」の
主人公がしていた耳あてと同じデザインで
顔の両サイドに大きなふわふわがついているものです。
面長のわたしの顔を、横に広げてくれるようで
わりとしっくりくるなと思っていたんですよね。

そんな愛用のデザインとまったく同じものを、
ふと入った軽井沢のお店で見つけたもんだから驚き。
20年も愛用したわたしの耳あてはちょっと傷みも出ていたので、
これはいいきっかけかなと思って試着をしてみることに…。

すると店員さんから、「これが似合う人は初めてみたよ!」と言われてしまい、
「ホントですかあ〜?」なんて気分も良くなったりして、
あっさり購入したという結末。
だけど気に入ったのはデザインだけではないんです。

エシカル消費ができるGREEN FOG

この耳あては本物の羊の毛を使っているので、本当に保温性があってあたたかい。
動物の力ってすごいなと思うのですが、よく聞くと、
柄の部分のレザーも含めて、食用に使われる羊の皮を使っているようなんです。
要は副産物をちゃんと活用している商品だということ。
わたしたちが動物をいただくとき、毛も皮もまるまる食べるわけではないので、
どうしたって廃棄する部分が出てしまうんですよね。
その部分をちゃんと活用して、いただいた命を大切にするということ。
食べないほうがいいという視点もあるんですが、
今日はそのお話はちょっとわきに置いておきます。

GREEN FOGは、服飾を中心としたセレクトショップですが、
このようなエシカル商品を扱っていたり、
セレクトの基準やこだわりがものすごいんです。
店員さん自ら仕入れているので、どの商品のことでも1聞いたら10答えてくださる!
デザインや素材のことはもちろん、つくり手さんのことも知り尽くしているから、
どの商品もトレーサビリティが担保されていて間違いがない!
本当に安心して買い物をすることができます。

つくり手が見えるというのは、当たり前のようで当たり前じゃないんですよね。
特にアパレル業界においては、これまで不透明な商品が多かったんです。
スーパーで野菜を買う時、生産者の顔が見えると安心しますが、
これと同じことが服飾雑貨の世界でもあるんですよね。

そんなことも自然と気づかせてくれるGREEN FOGさん。
これからもちょこちょこ覗いて、エシカルな商品を探してみたいと思います。

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